フジファブリック Live at 大阪

2009/7/10 CHRONICLE TOUR at Zepp Osaka

開場時間を1時間早く間違えてて、物販目当てで余裕持って行ったら誰もいませんでしたｗ
17時から先行販売の予定が、なんやかんやで遅れて結局数十分くらいしかできなかったのかな。
まーでもやたら早く行ったおかげで買えました。
モンスターTとタオルとモジャストラップとポストカード！

今回は整理番号がBの300番台後半とかなり後ろだったため、会場内前方はすでにかなり埋まってました。
なので一段上がったところの柵、金澤さん側に瓜さんとふたり並んでまったり。

そうそう、OPSE変わったんだね！
前の、かなり好きだったんだけど新しいのもかっこよかったっす。

そんなSEとともにメンバー登場、と同時にあがる歓声がすごかった！
私あんまライブ中は声出さないけど、まー今日ばかりはいろいろと出ましたｗ

Zepp Osaka一発目は、『Laid Back』！
この曲、初めて聴いたとかから「ライブの一曲目に聴けたら最高だなー」なんて思ってたので感激でした。
はじめっから、まさにロックンロールパーティー！ってな雰囲気で盛り上がってすでに楽しくて仕方がない私ｗ

そのまま『Merry-Go-Round』『銀河』と、のっけからかなり飛ばしてます。
この2曲はほんと、イントロから心臓わし掴みにされて、ぐわーっと血がたぎる感覚がすごい。
生で音を浴びて身体を動かして、なんとも気持ちのいい曲たちです。

志「こんばんわ、フジファブリックです！」
客「イエー！」

ってやりとりを、立て続けに3回やったｗなんなん？ｗ

この後だったかClockの後だったかのメンバー紹介では、山内さんのいつもの「まいど！」が聴けたり、加藤さんに全て持っていかれたり。
志村さんが「ベース加藤慎ちゃん！」って紹介したもんだから、軽く挨拶して終わらそうとする加藤さんに客席から

「慎ちゃん喋ってよ！」(←男性でした)

との声が飛ぶ。

金「慎ちゃん喋ってよ！」
志「慎ちゃん喋ってよ！」
加「っわかったよぅ！」(←同じノリで)

なーんてね、加藤さんたら…！隣で瓜さんが撃ち落とされてましたｗ

加「こんなもんでいいかい？」

ってなわけで続けてドラムスは刃田綴色さん(From東京事変)、キーボードはダイちゃん！

志「ダイちゃん何か面白い話してよ」
金「えっ！？できないよ！」

なんという無茶振りｗ
しつこく面白い話を要求する志村さんに、意図が掴めずオロオロな金澤さん。

志「俺は怒ってるんだよ」
金「もう怒ってんの！？」
志「怒ってるんだよ！」

志村さんが地面(ステージだけど)を踏み鳴らして、他メンバーがジャンプｗ
上島竜兵さんのネタですな、志村さんは竜ちゃん大好きだな…！
このあと客席まで巻き込んで数回繰り返されましたｗ

志「ほんとよくやってくれますよ(笑)」

って、満足気な志村さんでした。
金澤さんへの無茶振りは、このネタの前振りに過ぎなかった…！ということで山内さんいわく「そういう役まわり」ｗ

で、忘れてましたがメンバー紹介の途中だったので、

加「ボーカル＆ギター志村正彦！」

ひと際大きな歓声とともに、「おめでとう！」の声が。
そうです、7月10日は志村さんのお誕生日！

志「ありがとうございます。今日で28さ…29歳になりました」

今日は特別な夜さ♪素敵な夜になりそうだ♪

『バウムクーヘン』『クロニクル』『Clock』『同じ月』と立て続けにアルバムCHRONICLE収録曲。
中でも初めてライブで聴いた『クロニクル』と『Clock』には感動したー。
今回のアルバムは特に、ギターがめちゃくちゃいい。
ミディアムテンポなんだけど、ライブではよりそれぞれの音がしっかり聴こえて、バンドの生のサウンドのすごさを実感。

そして、『タイムマシン』ですが、ライブで聴いたら自分どうなっちゃうんだろう、ってくらい楽しみにしてた曲でした。
アレンジどんなふうになってるのかなーって。
実際、曲中ずーっと鳥肌がたってました…なんて、いい曲なんだろうな…。
声を振り絞って歌う志村さんと、それを包み込むメンバーの演奏。
素晴らしかったです。うまく言葉にできないや。でも一生忘れない。

そんな曲が終わり、

志「ここで椅子に座ります」

ということで、金澤さん以外ステージ全員着席。
いつもは金澤さんだけ座ってるから、逆転の発想、だとかなんとか。

そんな金澤さん、最近大活躍のメロディオンPROを手にしてます。

志「ダイちゃんなんかやってよ。こっち準備するから」

レパートリーは100曲くらいあるらしいですが、全部やると4時間くらいかかるｗので、番号言って！それやろう、という話になる。
が、客席から次々と声があがり慌てる金澤さん。

金「待って、そんな一斉に言われても！」

いや、そりゃそうなるよｗ
と、まーいつも通りのぐだぐだな進行で何曲か披露してくれましたー。

金「これはひとりじゃできないんで、加藤さん手伝って」

そしてなんだか手紙を開くジェスチャーの加藤さん、準備万端ｗ
金澤さん奏でるは、『おしゃれカンケイ』で手紙を読むときの、あのメロディ。

加「前略、志村さま 本日のお誕生日、(谷村新司のモノマネで)おめでとう！」

あと『アメリ』、知ってる人が少ないらしく(私もわからず)あんまり反応がなかったｗ
各会場そんな感じらしいです。それでもやる金澤さんは強い。

続いて『○ーさん(下半身が裸のクマ)』の曲…「ハチミツだぁ」付き！
改良版らしいが、反応は微妙…まだまだ要改良ですな。

志「ギリギリだったよ、今」
ディ○ニーだからねｗ

そんで最後に『アンパンマン』、金澤さんの「アンパイマン」に山内さん大ウケｗ私と瓜さんも大ウケ。
しばらくマイブームになりそうです…どこで使うかわかんないけど！

そーんなぐだぐだな空気のあとは、アコースティックな『ルーティーン』
これ、ライブでやってくれると思わなかったからびっくりしてめちゃくちゃ嬉しかったー！
大好きなのです。じっくり聴き入りました。

なんと『Strawberry Shortcakes』が、まさかのストショーが…！
実はこれ瓜さんが普段からうるさいくらい大好きな曲なんで、思わず隣を見てしまったｗ
あー気持ち悪かった！CDで聴くより何割増しで気持ちが悪かった！最高。

続いての『TEENAGER』はライブで聴くのも何度目かになりますが、やっぱり楽しいー。
合間の手拍子もだんだんと上手くなってきた気がするー。

志「こっからは盛り上げていきますか！」

といって『TAIFU』スタート！
ライブ定番の曲とはいえ、今回はどうかなーと思ってたからまたまたびっくり嬉しかったです。
ここまでの流れですでに相当盛り上がってたんだけど、さらにさらに最高潮へ。
やはり鉄板ですな。

『All Light』から『Sugar!!』まで駆け抜けたあとは、『Anthem』と『Stockholm』で会場全体が荘厳な雰囲気で本編終了。

ほう…っ、って溜め息がもれるくらい引きずりこまれちゃった。
ダークサイドの曲たちとはまた違う静かさ、ストイックなんだけどヒシヒシと伝わってきて何ともいえない気持ちになりました。

アンコールは恒例の、物販紹介コント(？)から！

金澤さんがカメラを首から提げて登場し、客席にレンズを向け、激写激写？
私もいちおうポーズｗ

金「この度わたくし、趣味が高じてポストカードをつくりました！」

客席から「見たよ！」との声があがる。

金「見るだけじゃだめだよ！」
客「高い！」「負けて！」

さすが大阪ｗ

金「ばかやろう！フィルム代かかってるんだよ！」

空港の手荷物検査でフィルムを巡ってひと悶着もふた悶着も乗り越え、大変な思いをしたんだそうです。
そんな苦労が詰まったポストカード、買いましたよー！

ただ、話が長すぎて志村さんと加藤さんは座っちゃいました。
相手をしてあげる山内さんが優しい。

と、ここまで金澤さんはステージ中央のマイクを使ってMCをしていたのですが、突然

金「なんか、君のマイクしっとりしてるね」
志「やめてよ～！」(←嫌そう)

この後で定位置に戻った志村さんは一生懸命タオルでマイクを拭ってましたｗ

山「(笑)正解やな」

金澤さんの扱いといったら…(涙)

志「あぁ～っ！なんだこのTシャツはぁ～！総くんも着てる！」
山「うわぁ～！なんだこの可愛らしいTシャツはぁ～っ！」
志「あ！加藤さんのそれももしかして！フジファブリックの！」
加「そうです！」

両手を広げてスポットライトを浴びる加藤さんｗ
またしても隣で瓜さんが撃ち落とされてました。瓜さん…。
でも志村さんに「それだけ？(笑)」って言われる加藤さん。

志「他にもいろいろあるんですよ、アルミボトルとか」

他にもステッカーやストラップがどうたらこうたら言ってましたがぐだぐだすぎて覚えてませんｗ
ビーチサンダルはフェス向け！フジファブリック、サマソニ出ます！大阪来ます！とのこと。

そしておもむろに「皆さん、覚えてますか？」と志村さん。

お、覚えてるよ…！
そう、前回のツアーファイナル＠なんばHatchにて、Zeppでやりますと約束してくれた…

志「赤黄色の金木犀やります！」

大喜び！前回もちょこっとやってくれて嬉しかったけど、この曲がまた、ちゃんと聴けて嬉しかった！
あのメロディが、あのアルペジオがたまらなく大好きです…生で聴いてまたより大好きになった。
約束、覚えててくれてありがとう！一生忘れません。

ここで、ファンから志村さんへの誕生日お祝いの寄せ書きが登場。

志「ありがとうございます、嬉しいです。でも"フジフブリック"になってる(笑)」

ｗｗｗ素敵、って思ってたらなんというオチｗ

志「Birthdayという曲をやります」

わーい！
が、ひとり足りない…金澤さんがいない！

と思っていると、大きなバースデーケーキとともに金澤さん登場！
加藤さん指揮で会場みんなでハッピーバースデー♪を歌ってお祝いし、志村さんがローソクを吹き消して、拍手と「おめでとう」の嵐！
おめでとう！って、私も珍しく声をかけてみました。お祝いだからね。

金澤さんがケーキのフルーツを志村さんに食べさせようとして、寸前で自分が食べる！っていうのをやろうとするも取りこぼして退場ｗ

志「最低だ！(笑)」

持ち場に戻る際に懲りずに客席に向けてフルーツを差し出し、結局自分がぱくり。

金「っていうかこういうのって俺が食べちゃだめだよね(笑)」
志「あ、俺か！(笑)」

あとでいただきます、とのこと、歌わなきゃいけなあからね。

山「と、ここで！ある方々からメッセージが届いてます！」

ここぞとばかりに張り切った金澤さんのメロディオン演奏(あの手紙のやつね)をバックにメッセージを読みあげる山内さん。

山「POLYSICSのメンバーから！志村くん、お誕生日、おめでトイス！」

なるほど、そうきたか！ｗ
このあと志村さんと「トイス！」「トイス！」(ポーズ付き)のコールレスポンスをやりましたｗ

志「ここどこだよ(笑)」

フリーダムすぎるｗ

ちなみに「今日が誕生日の人いますか？」って金澤さんが聞いたらちらほら手があがってました。
すごい！おめでとうございまーす！ということで、

志「そういう曲をやります」

Birthday、もしかしたらとは思ったけどほんとに聴けるなんて、感激でした。
この曲の歌詞、すごく好きなんですよね…自分の誕生日にも、噛みしめて聴いたりしてるのです。


最後はこれも鉄板のSurfer Kingで最高潮のまま締め！

みんななかなか帰らなくて帰れなくて、無理だろうなーと思いながらも帰りたくなくてずっと手拍子してました。
ほんとにほんとに、良いライブでした。
演奏はもちろんだけど、それ以外も素敵で楽しくて、心の底からフジファブリックが大好きだと実感したライブでした。
ほんとに楽しかったー！感謝、感謝なのです。

□Set List

Laid Back
Merry-Go-Round
銀河
バウムクーヘン
クロニクル
Clock
同じ月
タイムマシン
ルーティーン
Strawberry Shortcakes
TEENAGER
TAIFU
All Right
虹
Sugar!!
Anthem
Stockholm

■en.
赤黄色の金木犀
Birthday
Surfer King